中国が米の入港手数料に対抗措置、追加入港料徴収へ
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中国が、同国船舶への追加手数料を決定した米国に対し、今月14日から米国船籍に「特別港務料金」を課すと発表しました。
(last modified 2025-10-11T03:24:38+00:00 )
10月 11, 2025 12:23 Asia/Tokyo
  • 中国が米の入港手数料に対抗措置、追加入港料徴収へ
    中国が米の入港手数料に対抗措置、追加入港料徴収へ

中国が、同国船舶への追加手数料を決定した米国に対し、今月14日から米国船籍に「特別港務料金」を課すと発表しました。

中国は10日金曜、米国が4月に中国向け船舶への関税を発表したことを受け、米国で運航または建造された船舶から「特別港務料金」を徴収すると発表しています。

【ParsToday国際】中国交通運輸省は声明で、米国企業・個人が所有・運航する船舶、米国で建造された船舶、または米国籍船に対し、今月14日から段階的に追加の港湾使用料を課すと発表しました。

これにより、中国に入港する米国船舶は、1トンあたり400元(56ドル)の港湾使用料を支払うことになります。この使用料は来年4月からは640元(89.81ドル)に引き上げられ、27年4月17日からは880元、28年4月17日から1120元(157.16ドル)と毎年段階的に引き上げられる予定です。

なお、中国交通運輸省によれば、 同一の航海で複数の中国港に寄港する場合、徴収されるのは最初の寄港地のみで、各船舶は年間最大5回の航海まで徴収の対象となるということです。

この措置は、米国による中国船舶への特別料金の徴収開始と同時期となっています。

この件について、中国運輸省の報道官は、同国の港湾使用料を「中国の海運会社の正当な権利及び利益を保護するための法的措置」であるとしました。

 

 


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