ニュース|イラン国家安保評議会書記:「抵抗は常に勝利」/中国:「対米貿易戦争で最後まで闘う」
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イラン国家安全保障最高評議会のアリー・ラーリージャーニー書記
イランの国家安全保障最高評議会のラーリージャーニー書記が、シオニスト政権イスラエルの拘束から解放された捕虜らをパレスチナ国民が歓迎したことに言及し、「抵抗は常に勝利し、永続する」としました。
ラーリージャーニー書記は13日月曜、「X」の個人ページに「抑圧されながらも勇敢なパレスチナ市民が釈放された捕虜らを熱烈かつ盛大に歓迎したことは、どちらの側が勝利したかを明確に示した」と投稿しています。
【ParsTodayイラン】ラーリージャーニー書記はさらに「シオニスト政権は今、2年間の残虐な虐殺の末に、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスや、他の抵抗勢力の地位が人々の意識の中でいかに高まったかを、実際の光景として目の当たりにしている」と書き込みました。
そして「抵抗は常に勝利し、永続する」と強調しています。
イエメン国防相:「最後の息まで、パレスチナ国民の闘争を支援」
イエメンのムハンマド・ナセル・アル=アテフィ国防相は10月14日革命勝利62周年を祝うメッセージにおいて「我々はパレスチナ支援という立場を再確認するとともに、パレスチナの同胞諸君を見捨てることなく、最後の息まで、彼らの正当な闘争を支援する意思を表明する」と語りました。
中国:「対米貿易戦争を最後まで戦い抜く」
中国商務省報道官は、ドナルド・トランプ米大統領が中国製品に100%の関税を課すと警告したことを受け、中国としてこの貿易戦争を最後まで戦い抜く姿勢を強調しました。さらに、「中国は責任ある大国として、常に国家安全保障と国際社会の集団安全保障を断固として守ってきた」と述べています。
NATO事務総長、ロシアを非難
NATO北大西洋条約機構のマルク・ルッテ事務総長は、西側諸国のインフラ、防衛、軍事産業における妨害・破壊行為を理由にロシアを非難し、「ロシアは依然として非常に危険な要素だ」と語りました。さらに「ロシアの脅威とその能力を過小評価すべきではない」と付け加えました。
インドとインドネシアが軍事協力を拡大
インド空軍情報センターは13日月曜、「X」において「わが国とインドネシアによる空軍参謀協議第6回会合が今月7日から10日まで同国バリ島で開催され、訓練協力と様々な分野における交流拡大が強調された」と発表しました。一方、インドネシア空軍も「X」上のメッセージで「今回の会合において、両国は両国が運用するロシア製戦闘機Su-30に関する、調整および共同訓練のためのプラットフォームSu-30フォーラムの設置、インドの空中給油機とインドネシア空軍戦闘機間の空中給油プログラムの開発など、一連の重要な協力措置について合意した」と表明しています。
英国における人種差別と性差別の実態
英国最古の労働組合の1つ・GMBは報告書の中で、少数派民族や平等法の対象となる層・集団の出身の英国議会職員の年収が、白人の同僚に比べて平均で約2000ポンド低いと発表しました。GMBは下院と上院の職員174名のデータを分析した上で「英国議会の上層部における賃金格差は構造的かつ根深い問題である」と強調しています。この調査によれば、女性の賃金は男性よりも平均で1000ポンド低く、障害のある労働者の賃金は健常者の労働者よりも約646ポンド低いことが分かりました。中でも、有色人種の女性は最も大きな打撃を受けており、年収は白人男性より約6000ポンドも低いと報告されています。
ロシア外相:「常にイランの核開発計画を支持」
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、同国が常にイランの核開発計画を支持しており、国連制裁によりロシアとイランの軍事技術協力が制約されることは一切ないと語りました。また、対イラン制裁の再発動を可能にする仕組み・スナップバック問題に関する欧州3カ国による反イラン的な工作にも言及し、「西側諸国は国連安保理で違法かつ恥ずべき芝居を行い、この芝居の後、対イラン国連制裁が再発動されたと発表したが、イランはJCPOA包括的共同行動計画(通称;対イラン核合意)に違反していない。逆に、この合意から勝手に離脱したのは米国であり、欧州は義務を履行せず、イランから新たなメリットを奪おうとした」と述べています。