BRICSとグローバル・サウスの動向|メディアツアーからデジタル経済協定まで
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BRICS新興経済国グループのグローバル・メディアツアーが、ロシア南部タタールスタン共和国の中心都市カザンで終了しました。
(last modified 2025-10-16T12:55:46+00:00 )
10月 15, 2025 18:20 Asia/Tokyo
  • ロシア南部カザンで開催されたBRICSのグローバル・メディアツアー
    ロシア南部カザンで開催されたBRICSのグローバル・メディアツアー

BRICS新興経済国グループのグローバル・メディアツアーが、ロシア南部タタールスタン共和国の中心都市カザンで終了しました。

【ParsToday国際】国際メディアネットワークのTV BRICSによりますと、カザンで開催されたBRICSグローバル・メディア・ツアーの参加者は、メディア面での現在の問題について議論する一方、タタールスタンの人々のもてなしに謝意を示しました。

メディア分野でのBRICSのパートナーでもある、タタールスタンの通信社・TatMediaのアイダル・サリムガレフ(Selimgarev Aidar)社長は「メディアは世界の発展を形作る役割を果たしている。メディア分野の協力は、より安全な世界の構築と国家間の友好関係の強化に寄与できると信じている」と語りました。

BRICSメディアツアーは、国際イベントにおいてBRICSプラス加盟国のメディア活動家間の協力の促進を目的とした、BRICSテレビネットワークで進行中のプロジェクトの1つです。

ASEANデジタル経済協定

ASEAN東南アジア諸国連合は、来年中にDEFAデジタル経済枠組み協定に調印する準備を進めています。TV BRICSのメディアパートナーであるVNAベトナム国営通信によりますと、この協定によりASEAN地域のデジタル経済の価値は2030年までに2兆米ドルに倍増する可能性があるということです。

CIS+協力枠組みが承認

CIS独立国家共同体はその首脳会合において、新たな協力枠組みである「CIS+」の創設に合意しました。この構想は、他国や国際機関との交流拡大を目的としています。ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領はこれを、地域的協力の強化および、ユーラシア地域における持続可能な構造の構築に向けた一歩であるとしています。

2027年までの中央アジア・ロシア共同行動計画

中央アジア諸国とロシアの首脳は先日行われた首脳会合において、2027年までの共同行動計画を承認しました。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、今年の1月から7月までの期間における同国と地域諸国間の貿易量が4%増加したと発表しています。プーチン氏はさらに「現在、中央アジアでは約2万5000社がロシアの資本により活動しており、様々な分野で数多くのプロジェクトを実施している」と付け加えました。

 

 


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