トランプ大統領;「ナイジェリアに対する軍事的選択肢も机上にある」
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トランプ米大統領が、「キリスト教徒の大虐殺阻止を目的にアメリカがナイジェリアに派兵し空爆を行う可能性がある」と発表しました。
(last modified 2025-11-03T11:47:57+00:00 )
11月 03, 2025 18:45 Asia/Tokyo
  • アメリカのドナルド・トランプ大統領
    アメリカのドナルド・トランプ大統領

トランプ米大統領が、「キリスト教徒の大虐殺阻止を目的にアメリカがナイジェリアに派兵し空爆を行う可能性がある」と発表しました。

【ParsToday国際】トランプ大統領は2日日曜、ナイジェリアへの地上部隊派遣や空爆の実施を決定したか否かという記者団の質疑に対し、「可能性はある。いろいろ考えている。ナイジェリアでは前例のない数のキリスト教徒が殺害されている。我々はそのような事態を許さない」と述べています。

トランプ氏はまた今月1日、「ナイジェリアがキリスト教徒殺害を取り締まらない場合は軍事行動を取る」と警告していました。

トランプ氏が軍事行動の実施を示唆したのは、米国政府が宗教の自由の侵害に関してナイジェリアを「特に懸念される国」に再指定した翌日のことです。

ここ数ヶ月、トランプ大統領の側近の一部はナイジェリアにおける「キリスト教徒虐殺」を繰り返し批判しています。国際機関の統計によれば、ナイジェリアでは2009年以降、武装集団による暴力で5万2000人以上の民間人が死亡しており、その犠牲者のほぼ半分はイスラム教徒とキリスト教徒が占めています。

ナイジェリアはアフリカで最も人口の多い国であり、イスラム教徒が多数を占める北部とキリスト教徒が多数を占める南部の2つの地域に分かれています。

 

 


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