ニュース｜イラン国連大使：「世界はイスラエルの大量虐殺終止に向け断固たる行動を取るべき」／ウクライナ現政権の秒読みが開始

イールヴァー二―・イラン国連大使兼常駐代表が「ジェノサイド防止は単なる共通の理想ではなく、国際法に定められた拘束力ある義務、かつ人類に対する重大な責務である」と語りました。

アミールサイード・イルーヴァニー大使は9日火曜、「沈黙によってジェノサイドを消し去ることはできない」と強調し、「世界は、特にシオニスト政権イスラエルによるジェノサイドという犯罪を終わらせ、被害者の尊厳を守るために直ちに断固たる集団的行動を起こすべきだ」と述べています。

【ParsTodayイラン国際】イールヴァーニー氏はさらに「ジェノサイド禁止は国際法の絶対的なルールであり、いずれの国家もこれを無視し脆弱化すること、またそのダブルスタンダード的な適用は許されない。正義は一切の例外なく追求されるべきである。その理由は、不処罰はさらなる犯罪の続行を助長するだけだからだ」と付け加えました。

ウクライナ現政権への秒読みが開始

ロシアの有力議員レオニード・スルツキー氏は、「ドナルド・トランプ米大統領の忍耐は尽きつつあり、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領に対する秒読みが始まった」と語りました。ロシア下院国際問題委員会委員長を務めるスルツキー氏は「トランプ大統領がウクライナでの選挙実施を主張している」と述べ、「米国はゼレンスキー大統領に対し、可及的速やかに米国の和平案を受諾するよう求めている」と述べています。トランプ政権は予てから、ウクライナ戦争終結に向けた28項目の計画を提示していました。この計画は、ウクライナの和平、安全保障の確約、欧州の安全保障、そしてロシアおよびウクライナとアメリカの将来の関係という4つの主要項目から構成されています。

中国：「台湾独立への支持は中国憲法への違反」

中国の王毅外相兼共産党中央政治局委員は、「台湾独立」を推進する全ての工作が中国の領土分割に相当するものだとし、「それを支持することは中国への直接的な内政干渉とみなされ、かつ中国憲法と国際法の両方への違反行為である」と語りました。

ハマス幹部マシャアル氏：「ガザはパレスチナ人によって統治されるべき」

パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの在外政治事務所代表であるハーリド・マシャアル氏は、「ガザにおける停戦合意にとっての最大の脅威はシオニスト政権イスラエルである」と述べました。また「パレスチナ人の武装解除は彼らの魂を奪うことに等しい」とし、「ガザ統治はパレスチナの機関によって行われるべきだ。パレスチナに関して決断、統治するのはパレスチナ市民である」と表明しています。

イスラエル当局者：「イランはカメラのハッキングでミサイル攻撃を誘導」

INCDイスラエルサイバー防衛局のヨシ・カラディ(Yossi Karadi)局長は「去る６月の12日間戦争中、イランは重要人物の動きを監視・追跡し、彼らを標的にして危害を加える作戦を計画していた」と語りました。同局長によれば、イランはイスラエル占領地中部の研究機関・ ワイツマン科学研究所を弾道ミサイルで攻撃した際、ミサイル着弾前に同研究所を監視していた路上カメラを制御していたということです。

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