フランスのアナリスト:「トランプ氏は大統領ではなくギャングのように行動」
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ドナルド・トランプ米国大統領
フランスの著名な地政学専門家は、ドナルド・トランプ米大統領がイランに突きつけた48時間以内のホルモズ海峡再開という最後通牒を、米国大統領の「戦略的失敗とスキャンダル」の表れだと評しました。
トランプ大統領は対イラン攻撃の結果について誤った判断を続ける中、「イランが今後48時間以内にペルシャ湾の湾口・ホルモズ海峡を完全に開放しなければイランの発電所を破壊する」と脅迫しましたが、これに対しイランは毅然として断固たる対応を示しています。
イルナー通信によりますと、チュニジア系フランス人の地政学専門家イメド・エッディン・ハムルーニ(Imed Eddin Hamrouni)氏は、トランプ米大統領が48時間以内にホルムズ海峡を完全開放しなければイランの発電所を破壊すると脅迫したことに対し、「この行動はアメリカの戦略的パニック状態と性急さの表れである」との見方を示しました。また、世界的な危機を生み出す下地に言及し、「トランプ氏は国家元首ではなく、ギャングのように振る舞っている。彼がイランに突きつけた最後通牒は、1つの失敗の真のしるしであり、弱さの表れでもある」と語っています。
世界が口をそろえて「トランプ反対」
ハムルーニ氏はまた、トランプ氏の過去の公約と現在の公約の違いを「幻想と現実、傲慢と恐怖の違い」だとし、「このような状況下で他国に最後通牒を突きつけることは敗北を認めることに等しい」と強調しました。さらに「ヨーロッパは警告を発している。ヨーロッパはこの戦争に反対している。アジアもアフリカも、そして全世界がこの戦争に反対している」と指摘しています。
国民の連帯とイランの正当防衛の権利
さらにハムルーニ氏「イラン国民の一致団結と連帯」を称賛しつつ、「イラン・イスラム共和国はその強さを示すとともに、自らの領土、尊厳、独立を守る態勢が整っている」と述べました。また「イランはこの分野で決して孤立しておらず、抵抗の枢軸もいかなる侵略に反応するだろう」と強調しています。
外交的解決策
現在仏パリ大学教授でもあるハムルーニ氏は、「現在の危機に対する解決策は侵略行為の停止と米軍の西アジアからの撤退である」とし、国際法に基づくイランの正当な防衛権を強調しました。そして「この状況が続けば、世界的な経済・エネルギー危機を招く恐れがある」と警告しています。

