12カ国が国連に北朝鮮のミサイル問題の協議を要請
(last modified Thu, 04 Aug 2016 07:41:41 GMT )
8月 04, 2016 16:41 Asia/Tokyo
  • 12カ国が国連に北朝鮮のミサイル問題の協議を要請

12カ国が国連に対し、北朝鮮の弾道ミサイル実験について話し合いを行うよう要請しました。

北朝鮮はミサイル活動を続ける中で、3日水曜、弾道ミサイル2発を日本海に向けて発射しました。北朝鮮は先月も弾道ミサイル3発を同時に発射しています。

フランス通信によりますと、国連安全保障理事会の理事国10カ国が、オーストラリアと韓国と共に、国連制裁委員会にあてた書簡の中で、スカッドミサイル3発を発射した7月18日の実験と、今回の中距離弾道ミサイルノドンの発射についての詳細を慎重に検討するよう求めました。

書簡に署名した理事国は、アメリカ、イギリス、フランス、日本、マレーシア、ニュージーランド、セネガル、スペイン、ウクライナ、ウルグアイです。

この報告によりますと、この調査の結果は、北朝鮮に対する更なる制裁行使につながる可能性があるということです。

こうした中、安保理理事国は、数時間以内に、北朝鮮のミサイル実験に関し、アメリカと日本の要請を受け、会議を開くことになっています。

北朝鮮はこれ以前、アメリカのミサイルシステムTHAADの韓国配備に何らかの反応を示すと警告しており、それ以来数々のミサイル実験を行っています。

その一方で、北朝鮮北西部の核施設の活動拡大は、同国の5度目の核実験への懸念を高めています。

タグ