アメリカが北朝鮮に対する挑発行為を否定
8月 04, 2016 20:05 Asia/Tokyo
アメリカの国連大使が、北朝鮮に対するアメリカの挑発行為を否定しました。
ロイター通信によりますと、アメリカのパワー国連大使は、3日水曜、日本とアメリカの要請により、北朝鮮のミサイル実験に関して話し合うために開かれた国連安全保障理事会の会議の終わりに、「(韓国に配備されるアメリカのミサイルシステム)THAADは北朝鮮の脅威から防衛するためのものだ」と述べました。
パワー大使は、「THAAD配備の目的は、北朝鮮の脅威に対抗することであり、この事実以外にはない」と主張しました。
中国の国連大使は、「朝鮮半島の緊張を拡大する可能性のある行動を控えるべきだ」と述べました。
中国は、THAADの韓国配備は、朝鮮半島の緊張を拡大するだけだとしています。
北朝鮮も韓国とアメリカの決定に対して物理的な反応を示すと脅迫しました。
北朝鮮はミサイル活動を継続する中、3日、弾道ミサイル2発を日本海に向かって発射しました。北朝鮮は先月にも弾道ミサイル3発を同時に発射しています。
安保理理事国10カ国を含む12カ国も、書簡の中で、国連に対し、北朝鮮の弾道ミサイル問題について検討するよう求めました。