ウィキリークス、アメリカ大統領選に関する情報を公開
(last modified Wed, 05 Oct 2016 10:09:17 GMT )
10月 05, 2016 19:09 Asia/Tokyo
  • ウィキリークス、アメリカ大統領選に関する情報を公開

機密情報公開サイト・ウィキリークスが、近々行われるアメリカ大統領選挙に関する情報を公開しました。

ロシア・スプートニクによりますと、ウィキリークスの創設者・ジュリアン・アサンジ氏は4日火曜、年内に、3つの政府に関する重要な情報とアメリカ大統領選挙に関する情報を公開するとしました。

2012年から、イギリスのエクアドル大使館に滞在しているアサンジ氏は、当初エクアドル大使館のバルコニーから記者にこのことを明らかにする予定でした。しかしこの計画は、安全上の理由で取り消しになり、映像通信によって行われました。

アサンジ氏は4日、ビデオ会議で、「戦争資金の問題、兵器の問題、石油、グーグルのサイト、アメリカ大統領選挙と3つの国の政府に関する情報を公開する」と語りました。

さらに、創設からの10年間で、1千万件の文書が公開されたとしました。
アサンジ氏は、今後10週間、毎週1回、文書ひとつを公開し、アメリカ大統領選に関する文書を11月8日までに全て公開する難しい計画を推進するとしました。

アサンジ氏は、8月、ウィキリークスはアメリカ大統領選の民主党候補クリントン氏に関する1千件以上の文書を公開すると発表していました。

アサンジ氏によれば、これはアメリカ大統領選の結果に大きな影響をおよぼすだろうということです。

ウィキリークスの基本的なスローガンは、はじめからこれまで、各国の政府の行動における透明性の確立と、メディアに対する検閲の廃止となっています。