ミャンマー軍が、同国のイスラム教徒多数に自宅からの退去を命令
10月 25, 2016 16:03 Asia/Tokyo
ミャンマー軍が、同国南部に住む少数派のイスラム教徒のロヒンギャ族数百人を自宅から退去させました。
イルナー通信によりますと、ミャンマー軍はロヒンギャ族が住むある村に侵入し、住民に対し、生活必需品だけを持って即時に自宅を退去するよう指示しました。
ミャンマー軍は、これらの住民に対し、退去しなければ発砲すると脅迫しています。
こうした中、国連の人権専門家は、声明の中で、イスラム教徒が住む地域における民間人の殺害の増加、村落への放火、理由のない逮捕に関するミャンマー政府の調査を求めました。
ミャンマー軍は、同国西部ラカイン州で警察部隊が攻撃されたことを口実に、同州のロヒンギャ族を攻撃し、一部の地域を封鎖し、学校や市場を閉鎖しています。
ミャンマーのロヒンギャ族は2012年以来、過激派の仏教徒の大規模な攻撃を受けており、これにより、少なくとも1000人が死亡、数十万人が難民となっています。
ミャンマー政府は、ラカイン州のロヒンギャ族の市民権を認めておらず、近隣諸国からの違法な移民と見なしています。
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