フィリピン大統領、アメリカの銃売却中止を批判
11月 03, 2016 19:22 Asia/Tokyo
フィリピンのドゥテルテ大統領が、アメリカがフィリピン国家警察に2万6000丁の自動小銃を売却する計画を中止したことを強く批判し、この決定を下した人々は“愚かなサル”だとしました。
ロイター通信によりますと、ドゥテルテ大統領は、2日水曜、発言の中で、中国やロシアから武器を購入する可能性があることを明らかにしました。
ドゥテルテ大統領はこれについて、「ロシアと中国から申し入れがあり、彼らは我々が望むもの全てを提供する用意を整えている」と語りました。
アメリカ国務省は、1日火曜、声明を発表し、フィリピン国家警察に2万6000丁の自動小銃を売却する計画を中止したとしました。
アメリカ国務省の関係者は、ドゥテルテ大統領による麻薬犯罪への厳しい対処に対する懸念が、今回銃売却計画を中止した理由だとしています。