中国、韓国へのミサイルシステム配備停止を要請

中国が、改めて、アメリカのミサイルシステムの韓国配備計画を停止するよう求めました。

イルナー通信によりますと、中国外務省は声明を発表し、アメリカのミサイルシステムの韓国配備の関係者すべてに対して、地域問題に注意深く目を向けるよう求めました。

中国外務省はまた、このミサイルシステムは中国の安全保障だけでなく、地域全体や他国の安全も危機に陥れると強調しました。

中国はこれ以前に、このミサイルシステムが北朝鮮を越えてロシアまでカバーすることから、中国とロシアはこのミサイルシステムの配備に強く反対していました。

この中国の反応は、トランプ氏のアメリカ大統領当選以来初めて出されました。

韓国とアメリカは、今年7月、このミサイルシステムを2017年までにソウル南部に配備することで合意し、その予定地は韓国国防省によって認可されています。

この合意は、北朝鮮のミサイルの脅威に対抗するためのものだとされています。