国連事務総長、「国連の計画は失敗」
12月 13, 2016 16:35 Asia/Tokyo
国連のパン事務総長が、「国連の計画の多くは失敗しており、その最悪はシリア危機の継続だった」と語りました。
IRIB通信によりますと、パン事務総長は10日土曜、国連新旧事務総長の離着任式において、「自分は、在任中にある程度の成果を挙げたものの、この期間中シリア危機といった一部の紛争や危機に対処し切れなかったことは、国連の機能のマイナス面の一つだった」と述べています。
なお、国連新事務総長に就任したアントニオ・グテレス氏は12日月曜、国連総会で就任宣誓を行い、「国連の進歩や発展のためには、一連の改革と変化が必要だ」としています。
また、自らの最も重要な責務は、シリア危機の収束を挙げることだとしました。
グテレス氏は、来年1月1日から、正式に国連事務総長としての職務を開始します。
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