トランプ氏によるテロ事件の悪用
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アメリカのトランプ次期大統領が、21日水曜、最近起こったテロ事件を利用し、「トルコとドイツのテロは、イスラム教徒の制限行使に関する正しい決定を証明するものだ」と主張しました。トランプ氏は、イスラム教徒に関する自らの見解は完全に正しいと主張しました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
12月 23, 2016 15:28 Asia/Tokyo
  • トランプ氏によるテロ事件の悪用

アメリカのトランプ次期大統領が、21日水曜、最近起こったテロ事件を利用し、「トルコとドイツのテロは、イスラム教徒の制限行使に関する正しい決定を証明するものだ」と主張しました。トランプ氏は、イスラム教徒に関する自らの見解は完全に正しいと主張しました。

ミールターヘル解説員

ドイツとトルコの最近のテロ事件は、トランプ氏が反イスラム教徒の政策を実行するための口実となっているようです。アメリカの選挙戦で、トランプ氏は、テロ対策を口実に、イスラム教徒のアメリカ入国を阻止するべきだと表明しました。トランプ氏の来年1月の大統領就任が迫っている中、アメリカでの反イスラムの雰囲気の拡大とイスラム教徒への攻撃が激化しています。その理由は、トランプ氏の立場に加えて、イスラム教徒の監視法を強化するとした彼の最近の表明にあります。トランプ氏はこれに関して、アメリカ人に対するテロの脅威を阻止することが目的だとしています。2016年6月のフロリダ州のナイトクラブへの攻撃、そして2015年12月のカリフォルニア州セントバーナードでのテロ攻撃はアメリカのイスラム排斥を拡大しました。トランプ氏の反イスラム発言は、アメリカの人種差別主義者や極右の口実となり、イスラム教徒の施設への攻撃が増加しました。

過激なのは、ごくわずかなイスラム教徒であり、アメリカのイスラム教徒の大部分は、過激派の暴力に強く反対しています。限られた人々の暴力行為が、全てのイスラム教徒に当てはめられ、彼らに対して不公正な対応がとられるのは合理的ではありません。トランプ氏が実行しようとしている政策、つまりイスラム教徒のアメリカ入国禁止は、アメリカの国内外のイスラム教徒への集団的な懲罰といえます。トランプ氏は、ドイツでの最近のテロ攻撃を利用しようとしています。一難民、一イスラム教徒が法をおかせば、それは全ての難民、イスラム教徒の罪とされている中で、この問題は明らかに公正の原則に反し、一種の差別となるでしょう。トランプ氏に、アメリカ国内では年間、アメリカを訪れたヨーロッパ人を含む、キリスト教徒の白人によって多くの犯罪が行われているのではないかと問うべきでしょう。彼はヨーロッパ人のアメリカ入国を制限しようとしているでしょうか?現在、トランプ氏のイスラム教徒に関するアプローチは、彼の極右・人種差別思想に端を発していることが明らかになっています。この問題は、トランプ氏に対するイスラム教徒のマイナスの反応を引き起こしています。最近、アメリカのイスラム教徒の指導者の多くが公開書簡の形で、トランプ氏の対応に抗議を示しています。この書簡は、イスラム教徒の監視システムの始動に関するトランプ氏の決定が明らかになったことを受けて公開されました。