中国外相のアメリカ訪問
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中国の王外務大臣が23日火曜、3日間のアメリカの訪問を開始しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
2月 23, 2016 21:08 Asia/Tokyo
  • 中国の王外務大臣とアメリカのケリー国務長官
    中国の王外務大臣とアメリカのケリー国務長官

中国の王外務大臣が23日火曜、3日間のアメリカの訪問を開始しました。

ガッファーリー解説員

王外相はワシントンで、アメリカのケリー国務長官と二国間関係、相互の協力、地域・国際問題について話し合いを行います。

王外相のアメリカ訪問の一方で、この2つの安保理常任理事国の間の緊張が高まっています。王外相の訪問は当然、両国の緊張緩和を目的としています。中国がアメリカが原因で生じたと見ている南シナ海の緊張拡大が今回の協議の中心議題となっています。中国はこの訪問で、アメリカに対して、中国内政、つまり台湾や香港の問題に介入しないよう求める予定です。

中国は、アメリカが反中国のグループに誤ったメッセージを伝えることで、台湾で、最近の総統選挙で勝利した独立志向の民進党の動きをあおっていると見ています。中国は中国とアメリカの関係の最大の問題が台湾であることに固執しています。このため中国は常にアメリカが、「北京を中心とする単一中国の政策」を支持することを望んでいます。

王外相は3日間のアメリカ訪問で、間違いなくアメリカの国務長官に、兵器競争や最新の戦争兵器の配備以外の結果をもたらさない南シナ海の緊張を拡大しないよう求めることでしょう。こうした中、アメリカは南シナ海にミサイルを配備しているとして中国を非難しています。

中国とアメリカの関係は、南シナ海での対立に加えて、北朝鮮の問題に対するアメリカの対応方法と地域におけるアメリカの干渉主義的な政策の継続により、悪化しています。当然、中国とアメリカの外相はワシントンでの会談で、緊張を取り除くため、建設的なアプローチを提示する必要性を強調するでしょう。中国は協議の席に着くよう北朝鮮を説得するために多くの努力を払いました。さらに中国は、対北朝鮮決議の採択に関し、国連や安保理と協力する意向を示しています。

明らかに、中国もまたアメリカが朝鮮半島での危機に対する中国の懸念を考慮することを期待しています。これに関して、中国はアメリカによる韓国でのミサイルシステムTHAADの配備を懸念しているということができるでしょう。というのも中国は中国の平和主義的な戦略がアメリカの軍事的アプローチによって脅かされるのではないかと考えているからです。中国は、単に一方の安全保障のためにとられる措置は、もう一方にとっては当然危険を生じさせるものとなり、このような措置は外交や戦略的協力に反し、何より相手側が責任を受け入れていないことを示すものだと述べています。

中国は南シナ海における一部軍備の配備に関するアメリカの反発を不当なものだとしています。というのもアメリカもまた同じような軍備をハワイに配備しているからです。

いずれにせよ、アメリカと中国の協力や対立から理解できることは、中国とアメリカが常に続くのは脅威ではなく、利益だと考えているということです。中国とアメリカは少なくともこの20年、一時的な敵対よりも、国を超えた共通の利益を優先させることを示してきました。