アメリカが2016年に世界で2万6千発以上の爆弾を使用
1月 22, 2017 20:06 Asia/Tokyo
アメリカは、2016年、2万6千発以上の爆弾を世界で使用しました。
ロシアの通信社スプートニクが22日日曜に発表したところによりますと、アメリカは昨年2万6171発の爆弾を、シリアやイラク、リビア、イエメン、などの7つの国に投下したとして、シリアには12192発の爆弾を使い、兵士や民間人を大量虐殺したということです。
アメリカが2016年に使用した爆弾の数は、その前年に比べて、3027発増加しています。
この報告によりますと、アメリカ軍の爆弾がもっとも大規模に使用されたのはシリアでした。
昨年9月には、シリア東部デリゾールの基地が空爆され、およそ80名のシリア軍兵士が死亡しました。
この事件について、アメリカは謝罪を行っていません。
様々な調査は、イラクがアメリカの第2の空爆の標的であることをしめしており、この中で12095発の爆弾が使用されました。
これに加えて、アメリカ主導の有志連合の空爆も、シリアやイラクでの大量虐殺の要因となっています。
また、現在テロ組織が活動し、アメリカと西側・アラブ諸国の内政干渉により分割を経験しているリビアは、2016年にも、アメリカの爆弾496発が投下されています。
サウジアラビアの攻撃を受けているイエメンの人々も、アメリカの空爆の標的になっています。
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