ドイツ首相、アメリカとの貿易関係縮小について予想
2月 09, 2017 17:33 Asia/Tokyo
ドイツのメルケル首相が、「EUは、貿易問題を巡ってアメリカの新政権と合意できなければ、直ちに他の国との協議に入る必要がある」と語っています。
プレスTVによりますと、メルケル首相は、8日水曜、ベルリンでウルグアイのバスケス大統領と共同記者会見を行い、「トランプ大統領との協議で進展が得られなければ、EUはすぐに他国との協議を開始する必要がある」と語りました。
また、「日本、インド、オーストラリア、南米南部共同市場の加盟国と協議中だ」と述べました。
南米南部共同市場は、南米諸国の関税同盟で、アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、ベネズエラが加盟しています。
トランプ大統領は以前、ヨーロッパをはじめ、世界の他の地域との自由貿易協定を見直すと語っていました。