北朝鮮核協議の再開で合意した中国とロシア
中国外務省が声明を発表し、「王外務大臣がドイツで開かれたG20の会合で、ロシアのラブロフ外務大臣と、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議を再開することで合意した」と発表しました。
中国とロシアの外務大臣は、この会談で、朝鮮半島の情勢に関して意見交換を行いました。これを受け、両者は、協議再開に向け、安定を保障し、条件と一致させる中で、二者協力を強化することで合意しました
中国とロシアが地域戦略の基盤を築いてから20年以上になります。中国とロシアの25年の協力文書の署名、新たな流れを強化し、様々なレベルでの協力を向上させ、地域の連帯を作り出すための上海協力機構における二国の継続的な協力は、こうした見解を裏付けるものです。
世界レベルでも、シリア情勢への影響と、NATOの東の国境への前進を妨げる上での中国とロシアの協力は、どの政治団体やメディアにも明らかです。また同時に、中国がウクライナ情勢に関してロシアを支持していることも挙げられます。中国とロシアは、冷戦時代、そしてその後も、アジアの北と東を重視し、時に両国の利益を結びつけ、時に両国が地域外勢力の影響や流れに対する共通の理解に基づいて統一した戦略に集中してきました。
北朝鮮と2005年から始まったこの国の核活動は、中国とロシアの関係に影響を与える問題となっています。中国とロシアは、これに関して原則としてアメリカの行動に合わせています。両国は時に変化を受け入れ、衝突を機会に変えようとしています。もしアメリカが協議に臨むなら、その場合は中国とロシアも北朝鮮に対して、協議に参加するよう求めるでしょう。なぜなら北朝鮮のアメリカとの駆け引きにおける能力は高まり、中国とロシアは行動のイニシアチブを手にすることができるからです。
中国は、2003年にロシア、北朝鮮、アメリカ、日本、韓国との6カ国協議を提唱しました。この協議は、朝鮮半島を北朝鮮の核問題から救い出すためのものです。明らかに北朝鮮の核廃絶は、アメリカとそのアジアの同盟国の取り決めの履行にかかっています。中国とロシアは、北朝鮮の核問題を解決するため、外交手段を通じて歩みを進めようとしていますが、どちらの国もアメリカとその同盟国の相互の行動を待っているのです。