国連代表が、バングラデシュのロヒンギャ族の難民キャンプを視察
2月 22, 2017 20:02 Asia/Tokyo
国連の人権担当代表が、バングラデシュにあるロヒンギャ族のイスラム教徒の難民キャンプを視察しました。
フランス通信によりますと、国連代表は21日火曜、バングラデシュの首都ダッカで、ロンヒンギャ族のイスラム教徒の難民危機について同国の政府関係者と会談した後、バングラデシュ南東部にあるロヒンギャ族のキャンプを視察しました。
バングラデシュ外務省の報道官は、「国連代表はロヒンギャ族と彼らの生活状況について話し合った」としました。
ミャンマーのロヒンギャ族のイスラム教徒の多くが、同国の政府軍の弾圧や暴力から逃れるために隣国のバングラデシュに避難しており、ミャンマー西部ラカイン州と国境を接するバングラデシュ・コックスバザール地区の難民キャンプの厳しい状況の中で、暮らしています。
バングラデシュの政府関係者は、現在40万人のロヒンギャ族がバングラデシュに暮らしており、そのうちの7万人が最近、同国に入国している」としています。
ミャンマー・ラカイン州には、ロヒンギャ族100万人以上が住んでいますが、ミャンマー政府は、彼らをバングラデシュからやってきた不法移民とし、彼らの市民権を認めていません。
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