韓国外務省が中国の行動を批判
3月 04, 2017 18:35 Asia/Tokyo
韓国外務省が、ミサイル防衛システムTHAADの配備に抗議する中での、中国の報復的行動を批判しました。
中国の旅行会社は、THAAD配備に抗議し、韓国の旅行ツアーの催行を停止しました。
イルナー通信によりますと、韓国外務省は4日土曜、声明の中で、中国の最近の決定に反応し、中国が報復的な措置によって、国民に韓国旅行を中止させることは、大変遺憾だとしました。
韓国のユンビョンセ外務大臣は、中国がこのような決定を行えば、韓国も同様の対抗措置をとると強調しました。
この1年間に韓国を訪問した観光客のおよそ半数は中国人であり、ツアー催行の停止は、この国の観光やサービス部門、経済に圧力が加えられることになります。
韓国は以前にも、中国はTHAADの配備に対する報復的な措置により、韓国との商業、文化、芸術に関する交流の多くを中止したとしました。
韓国政府は2016年7月、北朝鮮のミサイルの脅威に対抗するため、THAADを韓国に配備するとしました。
THAAD配備に関するアメリカと韓国の合意は、ロシアの反対をも引き起こしています。
タグ