中国がアメリカと韓国の軍事演習を非難
3月 04, 2017 19:46 Asia/Tokyo
中国が、朝鮮半島でのアメリカと韓国の軍事演習の実施を非難し、この演習への懸念をあらわにしました。
イルナー通信によりますと、中国外務省の報道官は3日金曜、記者会見で、「中国政府は、アメリカがこの演習でF35戦闘機と空母カール・ヴィソンを使用することを懸念している」としました。
さらに、「朝鮮半島の状況は緊迫しており、各国は緊張ではなく、それを緩和するよう努力し、地域の平和と安定を促すべきだ」と述べました。
また、アメリカのミサイル迎撃システムTHAADの韓国配備に関して、「中国はこの行為に断固反対しており、この立場において変更はない」としました。
韓国とアメリカの合同軍事演習は二段階に渡って行われます。
第一段階は、今月1日水曜から始まり、4月24日まで行われます。また第二段階は、3月13日から10日間に渡って行われます。
第一段階には韓国軍20万人、アメリカ軍1万人以上が参加し、第二段階には韓国軍およそ1万人、アメリカ軍8千人が参加します。
北朝鮮も、韓国とアメリカの年次合同軍事演習を脅威だとし、「アメリカ軍が地域に駐留し続ける限り、朝鮮半島には安定はもたらされない」と述べました。
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