シリアをめぐるアメリカとロシアの軍事協定が一時停止
4月 08, 2017 12:29 Asia/Tokyo
ロシア国防省が、アメリカ国防総省に対し、シリアをめぐるアメリカとロシアの軍事協定の一時停止を正式に通達しました。
イルナー通信によりますと、ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は7日金曜、「ロシア政府は、外交ルートや軍事ルートを通じて、アメリカとの間に成立していた2国間協定としての、シリア上空の飛行面での安全に関する関係の断絶を通告する文書を送付した」と語っています。
一方、アメリカ国防総省もこの文書を受領したことを認めています。
2015年10月、アメリカとロシアの間でシリア上空の飛行面での安全確保に関する合意書が締結されました。
これ以前に、ロシアのプーチン大統領はシリアに対するアメリカのミサイル攻撃を、シリアの主権に対する侵犯行為であるとしています。
この攻撃を受け、ロシアは戦艦1隻をシリア沿岸に派遣しました。
ロシアの要請により、シリアに対するアメリカのミサイル攻撃をめぐる国連安保理の緊急会議が開催され、ロシアのサフロンコフ国連次席大使はこの攻撃を違法な行動だとして強く非難しました。
アメリカは7日金曜未明、シリア・イドリブ県に対し今月4日に化学兵器による不審な攻撃がなされたことを理由に、地中海に駐留する2隻の戦艦からシリア中部ホムス県にある空軍基地に対し、59発のミサイルを発射しました。
このミサイル攻撃で、子供4人を含むシリアの民間人9名が死亡したほか、7名が負傷しています。
こうした中、シリア政府は化学兵器の使用を一切否定しています。
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