ロシアが、北朝鮮との国境地帯への警備隊の配備を否定
4月 23, 2017 14:31 Asia/Tokyo
朝鮮半島での緊張の高まりを受け、ロシアの極東連邦管区のゴルデエフ報道官が、北朝鮮との国境地帯への警備隊の配備を否定しました。
ユーロニュースによりますと、ゴルデエフ報道官は北朝鮮との国境にロシアの国境警備隊を配備するという報道を否定し、「北朝鮮との国境へのロシア軍の配備の目的は、演習実施であり、通常のことである。このため、朝鮮半島での最近の動きとは関係ない」と語っています。
AP通信と、イギリスの新聞テレグラフは、ロシアのウラジオストックとプリモフスキーの国境地帯にロシア軍が配備されたと報じました。
アメリカは最近、空母カールビンソンをはじめとする艦隊を朝鮮半島の海域に派遣しました。
この数週間において、特に北朝鮮の弾道ミサイルの発射実験やアメリカの挑発的な政策のあと、朝鮮半島での緊張が高まっています。
ロシア外務省の報道官は、「アメリカは、北朝鮮に対する軽率な行動を一切控えるべきだ」と語りました。
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