Pars Today

ＩＡＥＡ国際原子力機関の天野事務局長が、北朝鮮の核活動が発展を続けているとした上で、同国のミサイル実験は極めて懸念すべきものであるとしました。

ＲＩＢ通信によりますと、天野事務局長は２日火曜、北朝鮮が２００３年にＮＰＴ核兵器不拡散条約を脱退したことに触れ、「北朝鮮にはＩＡＥＡの査察官が存在しないため、同国の核活動の監視が困難になっている」と語っています。

また、北朝鮮に対し、国連安保理決議の遵守、およびＩＡＥＡとの協力を求めました。

西側諸国の大きな懸念は、北朝鮮の新型大陸間弾道ミサイルが核弾頭の搭載を備えるかどうかに集中しています。

現在、朝鮮半島情勢は北朝鮮に対するアメリカとその同盟国の敵対政策や挑発行為により、最高の緊張状態になっています。

アメリカとその同盟国は常に、北朝鮮の核実験の停止を求めていますが、北朝鮮はこれまでに何度も、アメリカとその同盟国が北朝鮮に対する威嚇行為をやめない限り、先制攻撃能力をはじめとする軍事力の強化を継続すると表明しています。