韓国新大統領が就任の宣誓
May 10, 2017 17:01 Asia/Tokyo
韓国のムン・ジェイン新大統領が、就任の宣誓を行いました。
ロイター通信によりますと、ムン氏は、大統領選挙で勝利した翌日の10日水曜、国会で就任の宣誓を行いました。
韓国選挙管理委員会は、「ムン氏は大統領選挙で40.1%の支持を獲得し、当選した」と発表しました。
ムン新大統領は、宣誓式の後、北朝鮮との協力方法やアメリカのミサイル迎撃システムTHAADの配備の見直しに関する用意を示しました。
ムン氏は、北朝鮮の核・ミサイル計画について、キムジョンウン朝鮮労働党委員長と会談を行う用意を示しました。
さらに、THAADの韓国配備問題について、中国やアメリカと話し合う用意があることを明らかにしています。
ムン氏は選挙戦の中で、大統領に就任したら、北朝鮮との関係を改善し、THAADの韓国配備についても見直すと約束していました。
中国の習近平国家主席は、ムン氏に祝辞を送り、韓国との対立の解決を求めました。
アメリカの新聞ワシントンポストは、北朝鮮との協力に関する韓国新大統領の見解に触れ、「この問題は、アメリカと韓国の関係を悪化させる可能性がある」と伝えました。
韓国大統領選挙は、パククネ前大統領の罷免を受け、早期に実施されました。
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