IMF、保護貿易主義的な政策について警告
7月 29, 2017 20:58 Asia/Tokyo
IMF国際通貨基金が、各国の国内経済への弊害を理由とした保護貿易主義的な措置について警告しました。
フランス通信によりますと、IMF調査部門のルイス・キュベッヅ経済顧問兼調査局長は28日金曜、「保護貿易主義的な政策は、各国の通商経済面での不均衡を修正することはできず、世界経済の発展にとってきわめて危険である」と語っています。
IMFは、6回目の年間報告において、「先進国の経済においては、今なお貿易赤字が見られる」と述べました。
さらに、アメリカやドイツといった大国の経済にスポットをあて、貿易のバランスの欠如を指摘しています。
アメリカのトランプ大統領は常に、アメリカの経済不況の原因が貿易にあるとし、貿易上の障壁を設けることを示唆しています。