元アメリカ大統領副補佐官、「イランは核合意を遵守」
8月 12, 2017 17:20 Asia/Tokyo
アメリカのオバマ前政権で大統領副補佐官を務めたベン・ローズ氏が、イランの核合意不履行を否定すると共に、「アメリカがイランとの核合意を破棄すれば、北朝鮮との合意の可能性も失われるだろう」と語りました。
イルナー通信によりますと、ローズ元副補佐官は11日金曜、「トランプ政権は、イランが核合意を遵守していないと何度も表明しているが、IAEA国際原子力機関の報告は、イランが核合意を遵守していることを物語っている」と述べています。
トランプ大統領は10日木曜、イランと6カ国による核合意を改めて批判し、「イランは核合意を守っていない」としましtた。こうした中、アメリカ政府はこれまで2回にわたり、イランが核合意を遵守していることを認めています。
アメリカは最近、イラン、北朝鮮、ロシアに対する追加制裁法案を実施しましたが、これは核合意に対するアメリカの取り決め違反であるとされています。
国連安保理常任理事国にドイツを加えた6カ国とイランによる核合意は、昨年1月から実施されています。
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