NATOの難民に対する活動の拡大
https://parstoday.ir/ja/news/world-i3385-natoの難民に対する活動の拡大
NATO・北大西洋条約機構の事務総長が、「NATOはトルコとギリシャの近海における活動の拡大を追求している。これにより、不法移民の西側流入を抑制する」としました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
3月 07, 2016 22:32 Asia/Tokyo
  • NATOの難民に対する活動の拡大

NATO・北大西洋条約機構の事務総長が、「NATOはトルコとギリシャの近海における活動の拡大を追求している。これにより、不法移民の西側流入を抑制する」としました。

ミールターヘル解説員

NATOのストルテンベルグ事務総長は、「NATOは、密航活動を抑制するため、トルコとギリシャの政府の支援に努める」と語りました。ストルテンベルグ事務総長はまた、NATOの艦船は現在、情報収集と状況の監視を行っており、まもなくその活動範囲は、トルコやギリシャの近海まで拡大するだろうとしました。

さらに、「NATOがこれを実施、拡大するのは、難民危機を抑制し、また移民の密航のネットワークを断絶することを意図しているからだ」と述べました。

こうした中、NATOの多くの舞台や艦船は、現在トルコ・ギリシャの領海付近に配備されています。これ以前に、NATOの艦船3隻は、東地中海に派遣されています。地中海の一部はトルコとギリシャの国境にあたり、ここは密航業者にとっての重要な地域のひとつとみなされています。

また、トルコとEUの首脳は、7日月曜、ベルギー・ブリュッセルで会合を行い、ヨーロッパの難民危機の抑制方法について検討します。

EUの首脳陣は、トルコのダーヴトオール首相との会談で、難民危機に関する共通のアプローチが見出され、まもなくEUとトルコの行動計画が実施されるのを予想しています。

欧州理事会のトゥスク議長はEU首脳がトルコとの協議に参加する準備を行うため、オーストリア・ウィーンやギリシャ・アテネなどのEU諸国の複数の首都を訪問するとしました。

一方、チェコのゼマン大統領は、EUの他国の国境の監視のための行動は合意するが、この行動が実質的な成果を生み出さなければ、代替措置としてギリシャの国境の防衛を支援することになるとしました。

ゼマン大統領はまた、6日日曜、EUは難民問題対策でトルコに数十億ユーロを提供すべきではない、なぜならトルコは、難民問題に関して何もできないし、何もしないからだと語りました。

さらに、2016年、ヨーロッパに流入した難民の数は、2015年にヨーロッパに流入した数とはまったく比べ物にはならないとしました。

こうした中、これ以前、EU諸国は、2年間にわたり30億ユーロをトルコ政府に支援する計画を発表していました。これは難民のヨーロッパへの移動を制限するのを支援する目的で行われるとされています。

ヨーロッパは2014年終わりからこれまで、第二次世界大戦以来最大規模の難民の流入の問題に直面しています。これらの難民のほとんどは中東・北アフリカから、暴力や衝突、情勢不安を逃れてきた人々で、家を棄て、ヨーロッパに向かっています。