イスラム諸国が、ミャンマーのイスラム教徒難民への支援に向けた国連の計画を歓迎
9月 10, 2017 20:09 Asia/Tokyo
OICイスラム協力機構の首脳会合が、バングラデシュに避難しているミャンマーのイスラム教徒30万人を支援する国連の計画を歓迎しました。
2日間に渡るOIC首脳会合は、イスラム24カ国の首脳や高官が出席する中、10日日曜に開幕しました。
国連と一部の国際機関は、バングラデシュに避難しているロヒンギャ族のイスラム教徒に対し、食糧や飲料水、医薬品といった緊急支援物資を送付する計画を打ち出しています。
この点に関して、国連傘下の人道支援期間は、ロヒンギャ族のイスラム教徒が流入しているミャンマーとバングラデシュの国境地域に救援部隊を配備しました。
国連は、ミャンマーのイスラム教徒の支援に700万ドルを割り当てています。
国連難民高等弁務官事務所は、声明を発表し、この2週間でミャンマー西部ラカイン州に住むロヒンギャ族のイスラム教徒30万人が自宅を退去し、バングラデシュに避難したとしました。
現在、バングラデシュにはミャンマーから多数のイスラム教徒の難民が流入していることから、難民キャンプでは難民を収容できない状態にあり、難民の一部は路の脇にテントを張っています。
先月25日から現在まで、ラカイン州ではロヒンギャ族のイスラム教徒に対するミャンマー政府軍の攻撃により、6000人以上が死亡、8000人が負傷しています。
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