IAEA事務局長、「イランと北朝鮮の核協力は噂に過ぎない」
9月 20, 2017 18:16 Asia/Tokyo
IAEA・国際原子力機関の天野事務局長が、「イランと北朝鮮の核分野での協力は、噂に過ぎない」と語りました。
アメリカの新聞ウォールストリート・ジャーナルによりますと、天野事務局長はイランと北朝鮮の核分野での協力に関する、アメリカの政府関係者の一部が広めている噂について触れ、「イランと北朝鮮が核の分野で協力しているとする噂は根拠のないものであり、IAEAは噂に反応を示すことはない」と強調しています。
昨年2月に発表されたアメリカ議会の報告は、イランと北朝鮮の間に核に関する協力が存在しない理由はない、と強調しています。
アメリカのボルトン元国連大使や、FDD・民主主義防衛基金といった組織とつながりのある一部の人物は、この噂を広めようとしていました。
IAEAは先月31日、新たな定例報告を発表し、改めてイランが核合意における全ての取り決めを守っていることを強調していますが、アメリカはこの合意の取り決めに違反しています。
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