アゼルバイジャン共和国で、イスラム系の男子名ホサインが人気
10月 01, 2017 18:57 Asia/Tokyo
イランの隣国アゼルバイジャン共和国で、過去5年間に出生した1万2000人以上の男子の名前に、イスラム系の名前ホサインが選ばれていることが明らかになりました。
イルナー通信によりますと、アゼルバイジャン共和国の人々の間ではここ数年、イスラム教シーア派のイマームに関係のある名前を選ぶ傾向が高まっており、中でも1万2356名の男子に、シーア派3代目イマームの名前であるホサインという名がつけられています。
アゼルバイジャン共和国は長年にわたり、旧ソ連による共産主義の専制支配や圧力の下におかれてきたものの、この国のシーア派教徒はイスラムや預言者一門への敬意を維持してきました。
アゼルバイジャン共和国では総人口およそ1000万人のうち、85%がシーア派教徒であり、世界でイランに次ぐ2番目のシーア派国家とされています。