イランとボーイング社の契約破棄により、アメリカ人10万人が失職
10月 15, 2017 15:58 Asia/Tokyo
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ボーイング社の航空機
アメリカの大手航空機製造企業ボーイング社が、同社とイランとの契約を一方的に破棄した場合、アメリカの10万人分の雇用が失われるとして警告を発しました。
核合意の実施後、イランはボーイング社から80機の航空機を購入する契約を締結しました。
アメリカのトランプ大統領は、イランに反対する行動を継続する中、核合意に違反してイランとボーイング社との契約内容の見直しを命じています。
この契約によりますと、アメリカ企業が一方的に契約を破棄した場合には、アメリカ側がイランに賠償金を支払うことになっています。
アメリカのニュース専門局CNBCによりますと、ボーイング社は、イランとの契約破棄により、およそ80億ドルの損害を蒙ると見られています。
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