国連、ミャンマーのロヒンギャ族の人道的な状況に懸念を表明  
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国連が、ミャンマーのロヒンギャ族の人道的な状況に懸念を示しました。                 
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
10月 23, 2017 22:58 Asia/Tokyo
  • 国連、ミャンマーのロヒンギャ族の人道的な状況に懸念を表明
    国連、ミャンマーのロヒンギャ族の人道的な状況に懸念を表明

国連が、ミャンマーのロヒンギャ族の人道的な状況に懸念を示しました。                 

CNNによりますと、国連は報告の中で、ミャンマーの人道的な状況は非常に深刻であり、8月末以来、ミャンマー西部のラカイン州から、63万人を超えるロヒンギャ族がバングラデシュに避難したと発表しました。

国連は、「民兵の攻撃に対するミャンマー軍の反応は、民族浄化に相当する」としました。

こうした中、避難先のバングラデシュでも、難民は安全を感じることができていません。

ユニセフによれば、バングラデシュに入ったおよそ34万人のロヒンギャ族の子供が劣悪な環境におかれ、危険にさらされているということです。

国連、ミャンマーのロヒンギャ族の人道的な状況に懸念を表明

 

今週だけで、ロヒンギャ族の難民1万人がバングラデシュに入っており、そのうち5000人以上が子供となっています。

人権団体や救援団体によれば、バングラデシュに避難したロヒンギャ族の子供たちは、人身売買、性的搾取、強制労働の危険にさらされているということです。

統計では、8月25日から拡大した、ミャンマー西部ラカイン州のロヒンギャ族のイスラム教徒に対する軍の攻撃で、6000人以上が死亡、8000人が負傷し、50万人以上がバングラデシュに避難したとされています。