イランが来年の国連気候変動会議で水不足問題を取り上げることを提案
11月 18, 2017 17:59 Asia/Tokyo
イラン環境保護庁のマダニー副長官が、国連気候変動会議で、水不足の問題を来年の会合で取り上げるよう提案を行いました。
イルナー通信によりますと、マダニー副長官は、17日金曜、ドイツのボンで行われた国連気候変動会議で、「気候変動のためにより危険な状況となった水不足の問題は、食の安全における問題や、社会問題、経済問題の最も重要な要因だ」と語りました。
国連気候変動会議は、17日金曜、気候変動問題に対する更なる緊急措置が強調され、終了しました。
今月6日から行われていたこの国際会議では、フィジーが議長国を担当し、参加国は、気候変動に関するパリ協定の実施に関する規約を完全なものにするようつとめました。
パリ協定は2015年12月、気候変動枠組条約の締約国196カ国の間で締結され、世界の平均気温上昇を2度以下におさえるとともに、1.5度未満の上昇を目指す努力を行うことを目的としています。