2017年、アメリカ軍用機の墜落による被害が増加
(last modified Mon, 27 Nov 2017 10:52:38 GMT )
11月 27, 2017 19:52 Asia/Tokyo
  • アメリカ軍用機の墜落による被害
    アメリカ軍用機の墜落による被害

ロシアトゥデイが、2017年、アメリカ軍用機の墜落などによる被害が増加したと伝えています。

今年11月までに、アメリカ軍用機22機が飛行中に墜落し、この数は前の年の同じ期間に比べて38%増加しました。

また、この墜落事故で死亡したアメリカ兵の数は37人で、2016年と比べて130%増加しました。

アメリカ海軍艦載機C2輸送機

最近では、今月22日、アメリカ海軍艦載機C2輸送機が、沖縄県の海上で墜落しました。

この事故で、輸送機に乗っていた11人のうち8人が救助されましたが、3人は行方不明となり、24日には捜索が打ち切られました。

この報告によりますと、アメリカ海軍は、海上の事故も数多く引き起こしており、今年に入ってから現在まで、衝突事故が5件発生しており、そのうち2件では兵士が死亡しています。
アメリカ海軍の事故

6月には、静岡県伊豆半島沖でイージス駆逐艦フィッツジェラルドがコンテナ船と衝突し、アメリカ兵7人が死亡しました。

アメリカ海軍の事故

さらに8月にも、イージス艦ジョン・S・マケインがシンガポール沖でタンカーと衝突し、アメリカ兵10人が死亡しました。

アメリカ海軍の事故

これらの事故の原因については、メディアや議会で議論されていますが、このう一部については、事故の原因として、アメリカ軍の訓練不足や疲労が取り沙汰されています。