ＯＰＥＣ加盟国が、産油枠の維持合意を遵守

ロイター通信が行った最新の調査により、ＯＰＥＣ･石油輸出国機構の加盟国が、昨年１２月の産油枠の現状維持に関する合意をこれまで以上に遵守していることが明らかになりました。

この調査は、ＯＰＥＣの加盟国が昨年１２月の産油枠の維持を、その前月よりもさらに強く遵守していることを示しています。

ＯＰＥＣの加盟国や、ロシアを含むＯＰＥＣ非加盟の産油国は、オーストリア・ウィーンでの２０１６年１２月の会合で、原油価格の低下を阻止するため、２０１７年初めから６ヶ月間に渡り原油量を、日量１８０万バレル削減することで合意しました。この合意は再度、２０１８年３月末まで、９ヶ月間延長されました。

原油価格は、先週、２０１５年５月以来の最高値を記録しました。