アメリカとロシアが世界の核弾頭の90%以上を保有
(last modified Sat, 20 Jan 2018 10:07:04 GMT )
1月 20, 2018 19:07 Asia/Tokyo
  • ロシアの核ミサイル
    ロシアの核ミサイル

ストックホルム国際平和研究所が、世界全体の核弾頭の93%は、アメリカとロシアが保有していると発表しました。

トルコのアナトリア通信がストックホルム国際平和研究所の話として伝えたところによりますと、ロシアは7000発、アメリカは6700発の核弾頭を保有し、昨年の核兵器の保有数でそれぞれ世界1位、2位となりました。

アメリカの核弾頭

 

この2カ国に続き、フランスは300、中国は270、イギリスが215、パキスタンが140、インドが130、シオニスト政権イスラエルが80、北朝鮮が60の核弾頭を保有し、3位から9位を占めています。

 

パキスタンの核ミサイル

 

一方で、ほかの統計では、シオニスト政権は300発の核弾頭を保有しているとされています。

シオニスト政権は中東で唯一核兵器を保有しており、常に、核兵器不拡散条約などの大量破壊兵器に関する条約の締結を拒否しています。

イスラエルの核施設

 

ストックホルム国際平和研究所によりますと、アメリカは核兵器計画を拡張するために昨年から2026年まで4000億ドルの予算を割り当てようとしており、1032回の核実験を行ったことで、核実験の回数で世界1位となっています。