アメリカ国防長官、イラクとアフガニスタンにおけるNATO駐留の強化を強調
2月 16, 2018 18:51 Asia/Tokyo
アメリカのマティス国防長官が、NATO北大西洋条約機構のアフガニスタンとイラクにおける駐留を強化する必要性を強調しました。
IRIB通信によりますと、マティス長官は、15日木曜、ベルギーのブリュッセルで開催されたNATO加盟国の国防相会合の後、「テロとの戦いにおいてアメリカ連合軍は駐留を続ける必要がある」と主張し、「アメリカは、イラクでの訓練におけるNATOのイニシアチブを支援し、アフガニスタンでも、兵士の数を増加する」と語りました。
マティス長官は、アフガニスタン駐留を強化する目的は、タリバンに和平を受け入れさせることだとしていますが、この努力は18年が経過した今も実を結んでいません。
NATOのストルテンベルグ事務総長も、ブリュッセルの会合で、NATOの軍事力の強化とアフガニスタンやイラクにおける駐留の強化を強調しました。
アフガニスタンのタリバンは、外国軍、特にアメリカ軍が撤退すれば、和平協議を受け入れると表明しています。
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