全米ライフル協会が銃購入年齢制限引き上げに関するアメリカ大統領の要請に反対
(last modified Mon, 26 Feb 2018 11:59:38 GMT )
2月 26, 2018 20:59 Asia/Tokyo
  • アメリカで銃の購入
    アメリカで銃の購入

アメリカの新聞が、銃の購入の年齢制限を引き上げるよう求めるトランプ大統領の要請に、全米ライフル協会が反対したとしました。

アメリカの新聞ロサンゼルスタイムズは、記事の中で、アメリカ全土で銃による安全確保の必要性が議論されていることを受けて、全米ライフル協会は、25日日曜、銃の販売制限を21歳以上に引き上げるトランプ大統領の要請を拒否しました。

全米ライフル協会のスポークスマンは、これに関して、アメリカでの銃購入の年齢規制を18歳から21歳に引き上げる必要はないとしました。

営業許可を得ているガンショップでは、21歳未満に拳銃を売ることができませんが、18歳以上には、ライフルを売ることが許可されています。

トランプ大統領は、22日木曜、銃購入に関する年齢制限を21歳以上に引き上げるよう求めており、全米ライフル協会も、これに合意することになると語っていました。

トランプ大統領

 

トランプ大統領はこの要請を数度にわたり繰り返しています。

今月14日、フロリダ州パークランドの高校で乱射事件を起こした人物は、19歳でした。

この乱射事件で、未成年17人が死亡しました。