金融アナリスト、「米の核合意離脱は、原油価格に大きく影響」
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アメリカ・シカゴにあるパース・トレーディング・パートナーズの金融アナリスト、ボブ・イアシノ氏(Bob Iaccino)が、「アメリカの核合意離脱により、原油が大幅に値上がりするだろう」との見方を示しました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
May 10, 2018 14:43 Asia/Tokyo
  • 原油価格
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アメリカ・シカゴにあるパース・トレーディング・パートナーズの金融アナリスト、ボブ・イアシノ氏(Bob Iaccino)が、「アメリカの核合意離脱により、原油が大幅に値上がりするだろう」との見方を示しました。

IPTNによりますと、イアシノ氏はアメリカの核合意離脱がもたらす結果や影響について、次のように語っています。

「軽油であるWTI・ウェストテキサスインターミディエイトをはじめとする、アメリカ産原油の取引においては、この問題で持ちきりである。アメリカが核合意の離脱を表明した後、WTIはおよそ2.5%から2.75%値上がりしている。その結果、2014年以来はじめて、アメリカ産原油の価格が1バレル71ドルの大台を超えた。この値上がりは、アメリカのトランプ大統領が発表した対イラン制裁の復活の決定による結果である。もっとも、市場はかねてからアメリカの核合意離脱に備えた対策を講じていた。

トランプ大統領は、選挙運動中に核合意からの離脱を公約しており、原油の値上がりは以前から予測されていた。もっとも、トランプ大統領が2015年以前の制裁を全面的に復活させる予定であり、イランにはもっとも厳しい制裁を科すと公言した際には、この発言が市場の大幅な値動きを誘発した。実際に、トランプ大統領は少なくとも穏健な立場をとり、交渉の機会を増やすのではと見られていたが、そうはならなかった。

アメリカの対イラン制裁が全面的に復活することで、原油価格は1バレル80ドルにまで達することが見込まれ、ヨーロッパ産原油の主要銘柄である北海ブレントに関しては、1バレル85ドルから90ドルに達する可能性がある」