ヨーロッパ3カ国首脳、核合意遵守の支持を強調
(last modified Fri, 18 May 2018 07:21:02 GMT )
May 18, 2018 16:21 Asia/Tokyo
  • イギリスのメイ首相(中)、フランスのマクロン大統領(右)とドイツのメルケル首相(左)
    イギリスのメイ首相(中)、フランスのマクロン大統領(右)とドイツのメルケル首相(左)

イギリス、ドイツ、フランスのヨーロッパ3カ国の首脳が、ブルガリアの首都ソフィアで3者会談を行った後、どのような状況においても核合意を維持することを求めました。

レバノンのアルマヤーディーンチャンネルによりますと、イギリスのメイ首相、フランスのマクロン大統領、ドイツのメルケル首相は17日木曜、ソフィアで核合意に関する会談を開催しました。

この3カ国の首脳は、共同声明の中で、「核合意のすべての参加国は、この合意を完全に守るべきだ」と強調しました。

フランス、イギリス、ドイツは、核合意に関する取り決めを守るようイランに要求するとともに、核合意の維持を保障することを強調しました。

この声明はまた、核合意の維持を強調するとともに、イランのミサイル計画と地域活動に対抗するとしました。

アメリカが今月8日に核合意から離脱したことを受けて、ヨーロッパは核合意を維持しようと努力しています。

トランプ大統領は核合意からの離脱を宣言した際、イランに対する制裁の復活に署名し、イランとの貿易に関してヨーロッパ諸国に警告を発しました。

イランは、核合意の利益が保障された際にのみ、核合意にとどまると宣言しています。