ドイツ首相、「G7会合は共同声明なしの可能性あり」
(last modified Sat, 09 Jun 2018 09:13:43 GMT )
6月 09, 2018 18:13 Asia/Tokyo
  • ドイツのメルケル首相
    ドイツのメルケル首相

ドイツのメルケル首相が、「カナダ・ケベック州でのG7・先進7カ国首脳会合は、共同声明がまとめられない可能性がある」と語りました。

ロイター通信によりますと、メルケル首相は、「今回のG7会合で、共同声明の取りまとめが難航していることは、この会合に参加した各国が足並みを揃えようとしていないことを示すものだ」と述べています。

ドナルド・トゥスク欧州理事会議長も8日金曜、この会合において、「法に基づく国際体制は、これを乱していることが疑われている国ではなく、その構築者であるアメリカによって問題に直面させられている」としました。

アメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、日本、イタリア、イギリスによるG7首脳会合は8日金曜、カナダ・ケベック州シャルルボワで開幕しました。

アメリカを除くその他の6カ国は、自由貿易協定への違反を理由に、トランプ大統領に圧力をかけようとしています。

トランプ大統領は今年の3月8日、外国から輸入される鉄鋼には25%、アルミニウムには10%の追加関税を賦課するという決定を下しました。

 

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