モロッコ、2026年ワールドカップ開催を逃し、サウジアラビアと緊張継続
6月 16, 2018 21:37 Asia/Tokyo
モロッコ政府が、2026年のサッカー・ワールドカップの招致を巡り、サウジアラビアと一部のアラブ諸国がモロッコに票を投じなかったことを批判しました。
アルジャジーラテレビによりますと、モロッコ政府の報道官は、サウジアラビアをはじめとする一部のアラブ諸国が、2026年のサッカー・ワールドカップの招致を巡ってモロッコに票を投じなかったことに遺憾の意を表明しました。
モロッコのSNSの活動家らも、サウジアラビアに対する反発を続ける中で、ワールドカップ・ロシア大会の開幕戦で、サウジアラビアがロシアに大敗した後、人々が喜んでいる様子を公開しました。
サウジアラビアが、2026年のワールドカップ招致に関して、モロッコではなくアメリカを支持したことを受け、数千人のモロッコ人が、ソーシャルメディアで、このサウジアラビアの行動をモロッコやアラブ世界に対する裏切りと称し、サウジアラビアとの関係断絶を求めました。
FIFA国際サッカー連盟は、13日水曜、2026年のサッカーワールドカップの、メキシコ、アメリカ、カナダの3か国共催を決定しました。
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