アメリカ民主党上院議長が、北朝鮮に対するアメリカ大統領の行動を批判
6月 18, 2018 18:03 Asia/Tokyo
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アメリカ民主党のチャック・シューマー上院議長
アメリカ民主党のチャック・シューマー上院議長が、トランプ大統領は北朝鮮により厳しい態度をとるべきだとして批判しました。
イルナー通信によりますと、シューマー議長は、北朝鮮の非核化に関するキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長とトランプ大統領の合意は、十分な強制力を持つものではないとし、この合意では監視体制が不十分だとしています。
また、トランプ政権と北朝鮮の交渉は今後ますます厳しくなるとし、「最近のシンガポールでの米朝首脳会談では、アメリカにとって実質的な成果は得られなかった」としました。
これ以前に、アメリカ共和党の政治家らも、最近の米朝首脳会談は成果がなかったとしています。
しかし、トランプ大統領は17日日曜、最近の米朝首脳会談を擁護し、「今回の会談は成功を収めた」とし、「北朝鮮は、核活動を中止し、核実験場を閉鎖している」と主張しました。
なお、イギリスの経済新聞フィナンシャルタイムズは、「アメリカの外交政策の決定や、重要な問題で際立った役割を果たしているのは、トランプ大統領の娘婿のクシュナー氏だ」と報じています。
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