IMF、貿易戦争のマイナスの影響について懸念
7月 19, 2018 18:15 Asia/Tokyo
IMF国際通貨基金が、世界経済、特にヨーロッパの経済の成長に、貿易戦争が及ぼすマイナスの影響やリスクについて懸念を示しました。
フランス24によりますと、IMFは、18日水曜、報告の中で、ヨーロッパや中国に対するアメリカの貿易戦争は、世界経済の成長を、2020年まで低下させる可能性があると予想しました。
この報告によりますと、特に問題を抱えるのは、日本、イギリス、ドイツ、フランスだとされています。
この報告では、一部の国の貿易を巡る緊張は、さらに高まる危険があるとされています。
最近、アメリカとEU、カナダ、メキシコ、中国との貿易戦争が激しさを増しています。
アメリカのトランプ大統領は、6月初めから、他国から輸入する鉄鋼製品に25%、アルミニウム製品に10%の追加関税をかけ、少し前には、中国からの輸入品2000億ドルに10%の追加関税を導入しました。