9月 24, 2024 17:13 Asia/Tokyo
  • 世界に広がるイスラエル企業ボイコット呼び掛け:人種主義に抗議するヨーロッパの人々
    世界に広がるイスラエル企業ボイコット呼び掛け:人種主義に抗議するヨーロッパの人々

ヨーロッパの各都市で21日土曜、パレスチナを支持する人々が抗議デモを行いました。

パールストゥデイによりますと、ヨーロッパの人々はこれらのイスラエル政権に対する抗議デモにおいて、同政権の犯罪を非難して圧政にさらされるパレスチナの人々への支持を表明し、ガザでイスラエル政権が行う大量虐殺を止めさせるよう求めました。

スウェーデンの首都ストックホルムでは、人々が「大量虐殺を止めさせろ」「ガザで子どもたちが殺されている」などと書かれた横断幕を掲げてデモを行いました。

このデモに参加していた同国の環境活動家グレタ・トゥーンベリさんは、記者団に対し、「虐殺が行われる中で沈黙していることは、犯罪者の一味になるということだ。イスラエル企業に対しては、ボイコットや制裁を行うべきだ」と語りました。

イタリアの首都ローマでは、デモ参加者らが自国政府によるイスラエル政権への支援を批判しながら、「パレスチナの解放はひとつの権利」と強調しました。

イギリス中部リバプールでは、22日から始まる労働党年次大会に先立ち、数千人の人々がパレスチナ支持デモを行い、ガザでイスラエル政権が行う野蛮な犯罪を非難しながら、自国政府によるイスラエル政権への武器協力の停止を求めました。

イスラエル政権は昨年10月7日以降、西側諸国の全面的支援を受けながら、ガザおよびヨルダン川西岸において、身を守る術を持たないパレスチナ人に対する大規模な殺戮を開始しました。

最新の報告によれば、ガザでは同政権の攻撃により、これまでにパレスチナ人4万1000人以上が殉教、9万57000人以上が負傷しています。

シオニスト政権イスラエルは、パレスチナがイギリスの委任統治領となっていた1917年に計画が立てられ、世界各地からのユダヤ人の入植を経て、1948年にパレスチナ領土で樹立が宣言されました。

同政権はそれ以降、パレスチナ人を虐殺し彼らが持つ土地全てを奪うことでパレスチナ全土を占領しようと様々な計画を実行しています。

イランをはじめとした多くの国々は、植民地主義政権イスラエルの解体とユダヤ人入植者の元の土地への帰還を真剣に支持しています。

 


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