アメリカ議会、国防権限法案を可決、在韓米軍の駐留を義務付ける
8月 02, 2018 17:34 Asia/Tokyo
韓国・ヨンハプ通信が、アメリカ議会にて韓国駐留アメリカ軍兵士の撤退や削減を禁じる国防権限法案が可決されたと報じました。
ヨンハプ通信が2日木曜、報じたところによりますと、アメリカ議会は韓国駐留アメリカ軍の完全な撤収や削減を禁じる中で、7160億ドル相当の来年度の軍事予算案を可決しました。
この法案が正式な法律として施行されるには、アメリカのトランプ大統領の署名を受ける必要があります。
こうした中、トランプ大統領はシンガポールで北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長と会談した後、韓国でのアメリカ軍の駐留や、韓国との合同軍事演習を、挑発的で多額の費用がかかる行動だとし、アメリカ軍の撤退を求めていました。
北朝鮮は、協議の開始と朝鮮半島での(恒久的な)平和の確立に向けた要求の1つとして、韓国駐留アメリカ軍の削減を提示しています。