世界各国の外貨準備に占めるアメリカドルの割合が低下
10月 03, 2018 18:10 Asia/Tokyo
IMF・国際通貨基金が、銀行の外貨準備に占めるアメリカドルの割合がこの5年で最低の水準に達したと発表しました。
IRIB通信によりますと、IMFは3日水曜、最新の報告の中で、世界各国の中央銀行の外貨準備に占めるドルの割合は、今年の第二四半期に62%に低下し、これは2013年以来最低の水準だとしました。
また、中国の人民元の外貨準備に占める割合は今年の第二四半期に1.84%に上昇したということです。
さらに、世界各国の中央銀行は、この第二四半期に平均して1934億ドル相当の人民元を保有しました。
世界の外貨準備に占める人民元の割合は、アメリカと中国の貿易戦争の中で伸びており、世界における第6の外貨の地位を得ています。
現在の状況が続くことで、ドルの使用が減少し、結果的にその国際貿易や世界的な送金における地位が弱まることになるでしょう。
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