フランス領ポリネシアの元大統領、人類に対する犯罪でフランスを国際刑事裁判所に提訴
10月 11, 2018 17:21 Asia/Tokyo
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核実験
フランス領ポリネシアのオスカー・テマル元大統領が、人類に対する犯罪を理由にフランスを国際刑事裁判所に提訴しました。
ロシア・スプートニクによりますと、テマル元大統領は、「今月2日、オランダ・ハーグの国際刑事裁判所に、フランスによるポリネシアでの核実験の実施について提訴した」と表明しました。
また、「フランスのすべての高官による回答を求める。なぜなら私には、フランスの核による搾取の結果、命を落としたすべての人々のために責任を果たす義務があるからだ」と語りました。
フランスは、1960年から66年に渡り、ツアモツ諸島で核実験を行いました。
これらの島は30年に渡って核実験のために使用され、現在はそれを理由に、何千人もの人々が肉体的に深刻な問題を抱えています。
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