一部のアメリカ議員がイランのSWIFT利用の制限にむけて行動
10月 31, 2018 19:51 Asia/Tokyo
一部のアメリカの議員が、イランのSWIFTの国際送金ネットワークへのアクセスを遮断するための行動に着手しました。
新聞ワシントン・フリー・ビーコンによりますと、テッド・クルーズ氏などの一部の過激な議員は、イランによるSWIFTの国際送金ネットワーク利用の制限といった制裁を維持するため、新たな法案を可決しようとしています。
アメリカ財務省は、11月5日からの対イラン制裁第2弾の発動を前に、イランによるSWIFTネットワークの利用を制限しようとしています。
この報道によりますと、一部の議員はトランプ政権の一部関係者が、対イラン制裁の行使にあたり、その公約を取り下げようとしているということです。
トランプ大統領は、今年5月8日にイラン核合意から離脱し、3ヶ月と半年の猶予で、対イラン制裁を再開するとしました。第1段階は、8月7日から実施され、第2段階も11月5日から実施される予定ですが、これには銀行、石油関連の制裁が含まれています。
新聞ウォールストリートジャーナルは先週、ホワイトハウス内の対立により、アメリカはSWIFT関連の制裁を行使せず、イランの銀行数行を11月5日からの制裁の対象とすると予想していました。
アメリカ財務省は、これ以前にも、イランの完全な石油制裁を断念し、アメリカはイラン産原油の輸入者に対する制裁の免除を検討するとしました。
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